コミックエッセイ『子宮がヤバイことになりました。』は、著者のあらた真琴さんの体験に基づく闘病記です。
婦人科に行くのが嫌で、「異常」を感じながらも何年も放置。ようやく病院に行って検査を受け、手術に至った記録がマンガで描かれています。

私は昨年、婦人科で手術を受ける前にこの本を読んで大変参考になりました!
私も婦人科に行くのが嫌で、不調を何年も放置していました。
今思えば、もっと早く受診していれば良かったのでしょうが・・・
婦人科嫌いの人は、いよいよヤバくなるまで受診しない傾向があるみたいですね。
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今回の記事は、コミックエッセイ『子宮がヤバイことになりました。』の感想・レビューです!
『子宮がヤバイことになりました。』の概要
この本には、著者のあらたさんが異常を感じながらも何年も放置し、病状が重くなってからようやく病院へ行き、検査を受け、手術を受けた記録がマンガで描かれています。
マンガの内容は、病院に行く前の具体的な症状、通院・検査・診察室での体験談、術前検査・入院・手術の体験談、退院後の通院の様子や術後の病状の経過など。
あらたさんのマンガ以外に、産婦人科医による解説コラムも少し掲載されています。
『子宮がヤバイことになりました。』の感想・レビュー
闘病記なのに暗い雰囲気は無く、体験した事実をサッパリとコミカルに描かれているので、とても読みやすいです。
絵やストーリー展開はシンプルなのに、細やかに丁寧に描きこまれているため、わかりやすい!
あらたさんと似たような手術を受けた私にとっては、まさに「マンガで読める参考書」でした。
私は手術前にこの本を読んでおいたので、術前検査・入院・手術のイメージがわかって、安心して臨めました。
もちろん、検査も手術内容も術後の経過も、全て同じでは無かったですが、「こんな感じ」というイメージがわかっていると心強いです。
近年、子宮筋腫や内膜症、卵巣のう腫などの婦人科疾患は、とても罹患率が高い病気です。
すなわち、このマンガに描かれていることは、自分だけでなく、友人や同僚、家族などに、いつ起こるかもしれない出来事です。
そういう意味では、
婦人科が嫌いな人にも、嫌いじゃない人にも、
不調がある人にも、ない人にも、
みんなに知っておいてほしいことが描かれているマンガです。
通院や入院にまつわる色々なエピソードも描かれているので、普通のコミックエッセイとしても面白く読めます。
最後に

多くの女性が抱えている婦人科系の不調。
子宮がヤバイことになる前に、受診したほうが良さそうですね。

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