運動不足解消やダイエット、ストレス対策、認知症予防まで。
ラジオ体操をフル活用する方法をご紹介します。

私はラジオ体操がわりと好きです。
人前でラジオ体操をするのは、あまり好きではありませんが・・・
誰も見ていないところで、笑顔で(?)大真面目にラジオ体操をすると、なんだか前向きな気分になれるのです。
(たとえ作り笑いでも、「笑顔」にはストレス緩和作用があるらしいですね。)
ラジオ体操の良いところは、自宅で気が向いた時にいつでもできるところ。
それと、子供のころから慣れ親しんでいるので、難なくできるところ。
まさに、昔取った杵柄!
そんなラジオ体操を活用しない手はありません。
そんなわけで今回の記事は・・・
運動不足が気になる時にも、
おなかまわりがたるんできた時にも、
ストレスでつぶれそうな時にも、
「とりあえず、ラジオ体操を活用してみよう」という提案です。
ラジオ体操のやり方

今の中高年世代なら、ラジオ体操の習得率は100%に近いのではないでしょうか。
一方で若い世代では、子供の頃にラジオ体操を習っていないという人もいるようですね。
でも、大丈夫!
今や無料の動画サイトでも簡単にラジオ体操の動画を見ることができる時代です。
ラジオ体操の動画には、「ゆっくりバージョン」や「座ったままできるバージョン」などもあるので、自分に合ったものを選ぶことができます。
YouTube ラジオ体操
基本的に難しい動きは無いので、動画を見ながら音楽に合わせてマネすれば、すぐにできるようになります。
毎日行えば、徐々に音楽だけで体が勝手に動くようになります。
さらに慣れると、音無しでも、自分の頭の中で音楽を流しながらラジオ体操ができるようになります。
私はもっぱら音なしでラジオ体操をすることが多いのですが、何の準備もなしに思いたったらすぐ体操できるので、めちゃめちゃお手軽です。
ラジオ体操で運動不足解消
ラジオ体操の運動強度は、普通の速度で歩くよりも高いとされています。
さらに、ラジオ体操第2の方が第1よりも運動強度が高いそうです。
体操時間の長さはそれぞれ3分超くらいなので、第1と第2の両方を行えば、6分超の運動になります。
ラジオ体操は全身を使った運動なので、やり方次第で様々な運動効果が期待できます。
例えば、ほどよい運動強度のラジオ体操第1を複数回連続で行えば、適度な有酸素運動に。
やや運動強度が高めのラジオ体操第2をメインに行えば、筋トレ効果も期待できます。
他にも、ストレッチや体力増強、血行促進など様々な効果が期待できるので、毎日の運動には最適と言えるでしょう!
1日に複数回、自分の体力に合った回数を行えば、ラジオ体操だけでも運動不足が解消できそうです。
ラジオ体操のダイエット効果
ラジオ体操第1と第2を行ったとき(合計約6分)の消費カロリーは、約20kcalです。
単純に、5セット行えば、100kcal消費できますね。
消費カロリーだけでなく、ラジオ体操よる筋トレ効果を加味すれば、相応のシェイプアップ効果も期待できます。
継続できないようなハードなエクササイズに挑戦するよりも、手軽なラジオ体操を毎日コツコツ続けて行うほうが、シェイプアップの近道になるかもしれません。
ラジオ体操でストレス緩和
適度な運動には、ストレスを緩和する効果があります。
さらに、身体の動きに意識を集中させることで「瞑想」の効果を得られる場合もあります。
私の場合は、音楽を流さずに、ゆっくりと身体の動きを意識しながらラジオ体操を行うようにしています。
途中で違うことを考えていることに気付いたら、また意識を身体の動きに戻します。
これを繰り返せば、言わば「ラジオ体操瞑想」です。
運動と瞑想のダブル効果で、気分がスッキリしますよ!
ラジオ体操で認知症予防
音楽伴奏のある運動は、認知症の予防に効果があるという研究報告があるそうです。
ラジオ体操は、まさに「音楽伴奏のある運動」ですよね!
音楽に合わせて体を動かすには、筋肉だけでなく、脳も活発に働かせる必要があります。
伴奏なしでラジオ体操ができる人も、時にはあえて音楽に合わせて楽しく体操してみるのも良いかもしれません。
ラジオ体操が体力的にきつい場合は、NHKテレビ体操の「みんなの体操」がおすすめです。
YouTube [テレビ体操]みんなの体操|NHK
最後に

最近は、カッコよくて効率的な運動方法がたくさん提唱されています。
しかし、手軽で、なじみ深く、意外と万能な「ラジオ体操」を最大限に活用するのもアリかなと思います。

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