ウツっぽいのは更年期のせい?婦人科でホルモン検査を受けてみた

ほおずき健康

ここ数カ月、どうもウツっぽい日が多いです。
原因として思い当たることはたくさんあり過ぎて、逆に何が主原因なのかわからない(困)

ワタクシ、ユリコはもともとウツっぽい性格です。
それが、40代半ばの今、さらにウツっぽくなってきたわけです。
とにかく、だるい・・・
なんにもやる気が起こらない・・・
(生活に支障があるレベルかも)
さらに、突然不安感が襲ってくる「不安発作」のようなものが、しばしば起こるようになってきました。
これは、ウワサの更年期障害なのか?
それとも・・・

そんなわけで、通院している婦人科で、ホルモン検査を受けてみることにしました。

スポンサーリンク

ウツ症状の原因候補は?

私のウツっぽさの原因候補を挙げてみました↓

  • 更年期障害
  • 子宮内膜症の薬の副作用
  • コロナ禍
  • 長年のストレス
  • 性格
  • うつ病などの精神疾患?

他にも色々考えられますが、主なものはこんな感じです。

40代半ばなので、そろそろ更年期障害を起こしてもおかしくないお年頃。
さらに、私が昨年から服用している子宮内膜症の薬(ジエノゲスト)には、女性ホルモンのエストロゲンを抑える作用があります。
つまり、薬の副作用で更年期障害のような症状が起こる可能性もあるのです。

コロナ禍も、意外と影響しているかもしれませんね。
たわい無いおしゃべりをする機会がなくなって、気分が滅入ります。

ストレスや性格は、今に始まったことではないが・・・

今のところ、うつ病などの精神疾患と診断されたことは無いですが、可能性は否定できません。

このように考えていくと、様々な要因が重なってウツ症状が悪化したような気もします。

スポンサーリンク

婦人科でホルモン検査を受けてみた

さて、前述のウツ原因候補の中で、検査で白黒つけられるモノがあります。

それは、「更年期障害」です!
つまり、女性ホルモンのエストロゲンが更年期レベルまで下がっているかを検査で確認すれば良いわけです。

早速、通院している婦人科で「最近、ウツっぽいんです~」と相談。
案の定、「ホルモン検査をしてみますか?」と提案されたので、お願いしました。

血液検査の結果がこちら↓

  • LH 7.47mIU/ml
  • FSH 12.8mIU/ml
  • E2 90.69pg/ml

・・・?
ええと、つまり、更年期障害じゃないらしいです・・・

E2(エストラジオール)は、女性ホルモンのエストロゲンの一種なのですが・・・更年期障害が出るほど低くない。
LH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)は、卵巣機能が低下してくると上昇してくるホルモンなのですが・・・高くない。

あっけなく、「更年期障害説」は否定されたのでした。

スポンサーリンク

ジエノゲストの副作用によるウツ症状とは?

それでは、エストロゲンの値が低くなければ、「薬の副作用説」も否定できるのでしょうか?

ここからは、ちょっとマニアックな話になりますが、興味のある方はお読みください。

<補足情報>
そもそもジエノゲストは、女性ホルモンの「黄体ホルモン」(プロゲステロン)の作用を示す薬です。
ジエノゲストによるエストロゲン抑制作用だけでなく、プロゲステロン作用自体でもウツ症状が起こる可能性があります。

子宮内膜症治療薬のジエノゲストには女性ホルモンの「卵胞ホルモン」(エストロゲン)を抑える作用があります。
しかし、エストロゲン値を閉経レベルまで下げるわけではないので、更年期障害を引き起こす頻度は高くありません。
実際に、先ほどの私の検査値(E2)も、そんなに低くなっていませんでした。

一般的に、ジエノゲストの副作用として挙げられる「不安」や「抑うつ」の症状は、「低エストロゲン症状」の一種だとされています。
しかし、ジエノゲストのプロゲステロン作用自体でもウツ症状が起こるかもしれないので、エストロゲン値が低くないからといって「そのウツ症状は、薬の副作用ではない」とは言えないのです。

さらにジエノゲストには、女性ホルモン以外の理由(低エストロゲンやプロゲステロン作用以外)でもウツ症状を引き起こす可能性があることがわかっています。

それは・・・
「抗アンドロゲン作用」
つまり、「アンドロゲン」を邪魔する作用です。

アンドロゲンとは、いわゆる男性ホルモンのことです。
男性ホルモンは、男性が多く持っている(?)ホルモンというだけで、女性にも男性ホルモンがあります。

アンドロゲンにはたくさんの作用がありますが、脳や精神面にも大きな影響を与えています。
例えば、やる気や意欲を高めたり、集中力、認知機能の向上など、その影響は多岐に及びます。

つまり理論上は、ジエノゲストが持っている「抗アンドロゲン作用」によってウツ症状が起こる可能性も考えられるわけです。
抗アンドロゲン作用と私のウツ症状との因果関係の有無は、今回受けたようなホルモン検査ではわかりません。
しかし、もともとやる気が無い元気が無い私には、要注意の薬と言えるかもしれません。

スポンサーリンク

最後に

今回のホルモン検査で、私のウツ症状は更年期障害ではないらしいことがわかりました。
薬の影響はあるかもしれないものの、それが原因の全てというわけでもなさそうです。
薬を飲み始める前も、そこそこウツっぽかったわけですからね。
子宮内膜症の再発は避けたいので、とりあえず薬は続けて飲んで様子をみることにします。
(再発して、また手術を受けるのは嫌なので。)
さらにウツ症状がひどくなったら・・・
またお医者さんに相談ですね!

にほんブログ村 健康ブログ 健康的な生活へ
にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました