ティファールのフライパン|気になる安全性やコーティングについて

暮らし

ティファールのフライパンを購入するのに先立って、気になる安全性やコーティング(フッ素樹脂加工)について調べてみました。

ユリコ
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今使っているフライパンが古くなり、コーティングが剥がれてきたので買い替えることにしました。
ティファールのフライパンを購入する予定なので、気になることを色々調べてみます。

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ティファールのフライパンを選んだ理由

ユリコ
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今回、ティファールのフライパンを選んだ理由は「安全性」と「機能性」です。

「安全性」については、国際条約等で規制されているPFOAが「含まれていない」ことが、ティファールの公式サイトに明記されているのが決め手でした。

「機能性」についてのポイントは、こびりつきにくいコーティングや、耐久性、適温お知らせマーク、熱伝導性などが挙げられます。

利便性を考えると、「こびりつきにくい」というのは特にありがたいポイントです。

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フッ素樹脂加工(テフロン加工)のフライパンはもう古い?

最近、「フッ素樹脂加工」とか「テフロン加工」を謳っているフライパンって少なくなった気がするけど?

※「テフロン」は、もともとはデュポン社が商品化したフッ素樹脂「PTFE」の商標ですが、いまやフッ素樹脂の代名詞のようになっています。

ティファールは、世界で初めて「こびりつかない(フッ素樹脂加工)フライパン」を発明したそうです。

その後、フッ素樹脂加工のフライパンが広く普及したためか、「フッ素樹脂加工」を前面に出して宣伝されることは少なくなってきたように感じます。

しかし今でも、こびりつきにくいフライパンのコーティングの大半にフッ素樹脂が使われています。

基本的に、フッ素樹脂コーティングは柔らかいので、傷がつきやすく長持ちしません。

そこで最近では、耐久性を増すための工夫が施された「新しいタイプのフッ素樹脂加工フライパン」が増えてきました。

例えば「ダイヤモンドコート」や「マーブルコート」などは、フッ素樹脂コーティングの耐久性を高めるための技術です。

ティファールのフライパンにも、耐久性を高めるためのチタン・コーティングが施されている製品がありますが、フッ素樹脂が使われていないわけではありません。

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ティファールフライパンの安全性|PFOAとPTFEについて

フッ素樹脂加工フライパンに、有害物質のPFOAが含まれているって聞いたことがあるけど?

PFOA(ピーフォア)は、有機フッ素化合物の一種です。

PFOAは、以前はフッ素樹脂加工の助剤としてフライパン製造時にもよく使用されていました。

現在では、PFOAは環境や健康に有害とされていて、国際条約で製造・使用が原則禁止されています。

PFOAは自然界ではほとんど分解されないため、工場などから漏れ出したPFOAは長期にわたって環境を汚染し続けます。

環境中に排出されたPFOAが水を汚染し、それを長期的に飲んだ人の中に、がんなどの健康被害を訴える人が出ているのです。

つまり、PFOAによる主な健康被害は、PFOAを使用して作られた製品が直接人体に害を与えたというものではなく、工場から排出・廃棄されたPFOAによる汚染水が人体に害を及ぼしているというものなのです。

ただ、このような難しい化学物質の害や、規制の施行状況について、一般消費者(私も含めて)が正しく理解することは困難です。

「現在は規制されていると言われても、すべての国でその規制がきちんと守られているのだろうか?」とか、
「規制に例外は無いのだろうか?」などと、不安になるわけです。

一般消費者の不安を払拭するために、フッ素樹脂加工フライパンを販売するメーカー様には、自社製品の安全性について消費者にわかりやすいように表示していただけるとありがたいです。

ティファールの公式サイトには、「(ティファールの)フッ素樹脂コーティングにPFOAやPFOSは含まれていない」旨が明記されています。※PFOS(ピーフォス)も有機フッ素化合物の一種です。

外部リンクティファール 取っ手つきフライパン・鍋に関するよくあるご質問

一方で、フッ素樹脂コーティング剤の本体(?)ともいえるPTFE (ポリテトラフルオロエチレン)は、それ自体は無害な物質なので、今でもフライパンのコーティングに広く使用されています。

しかし、PTFEは加熱しすぎると有毒ガスが発生するため、「フッ素樹脂加工フライパンは高温加熱してはいけない」という決まりを守って使用することが大切です。
(フッ素樹脂加工フライパンの取扱説明書には、「空焚きしないこと」などの注意が書かれています)

※ちなみに、PTFEに限らず、どのフッ素樹脂でも高温加熱すれば有毒ガスは発生します。

「うっかり空焚きしてしまうかも!」と心配な方には、フッ素樹脂が使用されていないフライパンがおすすめです。

こうした理由で、フライパンにフッ素樹脂自体が使われているか否かを気にする消費者もいるわけですが、先にも書いたように、フッ素樹脂が使われていることがわかりにくいフライパンが多く存在します。

特に記載義務など無いのでしょうが、商品パッケージや通販サイトの商品説明文には、フッ素樹脂自体の使用有無も明記していただけると、消費者的にはありがたいと思います。

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最後に

ユリコ
ユリコ

ティファールフライパンの安全性やコーティングについて、ある程度理解することができました!
次回は、実際に購入するフライパンを選んでみたいと思います。

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