コミック版『フランス人は10着しか服を持たない ダイエット&ライフスタイル編』を読んだ感想と実践ポイントをまとめてみた

ダイエット&ライフスタイル編レビュー

前回に続き、ベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』をコミック化した書籍をご紹介します。
コミック版は「ファッション&ビューティー編」と「ダイエット&ライフスタイル編」の2編に分冊されています。

ユリコ
ユリコ

今回は、「ダイエット&ライフスタイル編」を読んだ感想と、私的な実践ポイントをまとめてみました。

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『ダイエット&ライフスタイル編』の概要

ストーリーの背景は前回の『ファッション&ビューティー編』と同じで、パリに留学したアメリカ人学生のジェニファーが主人公。

ホストファミリーをはじめとするパリの人々の洗練された暮らし方から、ジェニファーが学びとったことを描いています。

『ダイエット&ライフスタイル編』は、食事や運動、暮らしを楽しむライフスタイルなどに関する内容で構成されています。

食事や運動といっても、フランス人のダイエット方法について書かれているわけではありません。

フランス人の、間食をせずに上質な食事を楽しむ文化や、買い物や家事などでよく体を動かす習慣が健康的であるという内容です。

暮らしを楽しむライフスタイルも、お金がかかる娯楽や趣味のことではありません。

フランスの人々が、人それぞれ日常生活の中でささやかな喜びを見出し、今の自分に満足して暮らしている様子が描かれています。

さらに、フランスでは知性が重要視されていることや、文化的な教養を身につけることについてのジェニファーの考えなども書かれていて、内容は盛りだくさんです。

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『ダイエット&ライフスタイル編』を読んだ感想

『ダイエット&ライフスタイル編』は、話題が多岐にわたっているので、漫画で描くのは大変だっただろうなあと思います(笑)

題はダイエット&・・・となっていますが、要はライフスタイル全般についてですね。

まず驚いたのが、フランス家庭の食事の内容です。

日本人の私から見れば本当に「ごちそう」で、これなら毎日の食事が楽しくなりそうです。

フランス人のライフスタイルについては、「上質な物にこだわる」のに「つつましく質素」と書かれています。

上質な物や本物にこだわるのと、贅沢三昧に暮らすのは別のことなんですね。

”最新式のキッチンや便利な家電が無くても、豪華な娯楽施設や24時間営業のコンビニやファミレスがなくても、彼らは不便がらず豊かな生活をおくることができる”と書かれているのが印象的でした。

その理由は、”みんな、心から自分の人生に満足しているということ。便利さではなく、質の高い豊かな暮らしを送るべきだと信じていること”ではないかとのことです。

みんなって…ホントですかね?(半信半疑)

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暮らしを楽しむライフスタイルの実践ポイント

ライフスタイルについて、この本ですすめられていることは主に6つです。

  • 間食しないこと
  • 食事をよく味わって楽しむこと
  • 日常生活の中で、よく体を動かすこと
  • 身の回りを片付けて、散らかさないこと
  • 日常のありふれたことに喜びを見出すこと
  • 知的な刺激のある生活をおくること

ジャンクな食べ物を適当に食べるのは、「食事をよく味わって楽しむこと」と相反するため、「間食しないこと」がすすめられています。

食後のデザートにスイーツを楽しむのはOKだそうです。

「食事をよく味わって楽しむ」ためには、むやみにカロリーや太ることを気にせずに、食に対してポジティブな姿勢で向き合うことがすすめられています。

確かに、健康のためにあれこれ制限していると、食事を楽しむことができないんですよね。

だからといって、今まさに食べようとしている食事に関して、「体に悪そう」とか、「太りそう」などとネガティブな発言をするのは良くないですよね。(反省…)

気になるなら、初めから自分できちんと食材を選んで、おいしいヘルシーな料理を作れば良いわけです。(できないけど)

さらに、テレビを観ながら食べたりせずに、食事にもっと集中するべきだと教えられます。

「日常生活で体を動かすこと」は、ジムで運動するとかではなく、毎日の家事や買い物などで積極的に体を動かすということです。

掃除も買い物も自ら体を動かして行えば、アクティブに暮らすことができて健康的です。

本書では、ジェニファー自身が日常生活で積極的に体を動かすために行っている工夫も紹介されています。

「身の回りを片付けて、散らかさないこと」は、当然のことですが、要らない物を処分しきれなかったり、時には郵便物をしばらく放置してしまったりすることはあるかもしれません。

居心地の良い生活空間を保つためには、常に整理整頓を心がける必要があります。

「日常のありふれたことに喜びを見出すこと」は、意外と難しいです。

行動だけをマネしてみても、それを楽しいと思えるとは限りません。

この本に書かれていること以前に、何でも楽しめる「心のゆとり」みたいなものが必要なのでしょうか?

「知的な刺激のある生活をおくること」は、この本に書かれているような、フランス特有のクラシカルな文化・芸術に限らなくてよいでしょう。

ただ、「日常に喜びを見出すこと」と同様に、この「知的な刺激のある生活をおくること」も、生活にゆとりがなければ難しいのではないかと思います。

経済的ゆとりや時間的ゆとり、精神的ゆとりが、多少なりとも必要だと思われます。

その「ゆとり」を持つための工夫が、あるいは必要なのでしょうか?

最後に

ライフスタイルは、住んでいる場所や環境による影響が大きいので、フランス人のライフスタイルをそのままマネするのは難しいと思います。

しかし、日常を大切にして満ち足りた気持ちで暮らす姿勢は、ぜひマネしたいものです。

ユリコ
ユリコ

できることからポツポツと実践してみたいと思います。

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